「うちの子、まだ平仮名に興味がないみたい」「もう読める子がいるのにどうして?」と悩んでいませんか?
文字への興味は、とても個人差がありますよね。
しかし、就学の直前まで読めていないと、親としては焦ってしまいますよね。
この記事では、平仮名がまだスラスラと読めないお子さんが一人でひらがなを読むきっかけのヒントをお伝えします!
ひらがなが読めないから、絵本を読まないの?
「図書館で借りてきても絵本を読まない」「まだひらがなが読めないから読まないの?」と思われている親御さんもいるかもしれません。
子どもは本が面白いと分かっていれっば開こうとするし、つまらないと思っていれば開きませんよね。
「読んでほしい」と思ってやっている親御さんの行動が、本を遠ざける原因になっているかもしれません。
- 年齢に合わせた本を選んでいる
- 親が絵本を選んでいる
- 本の種類にこだわっている
年齢に合わせた本を選んでいる
お子さんの年齢にあった本を選んでいませんか?
3歳には3歳に、5歳には5歳に「おススメ」と書いてあると気にしてしまいます。
「こんな簡単な本を買うの!?」「いや、難しすぎて読まないだろうな」と悩むことありますよね。
でも、子どもたちが、今、興味がある本を自分で選び取る経験が大切だと思っています。
親が絵本を選んでいる
親が絵本を選んでいませんか?
親が絵本を選んでも、まったく開かなかったことはありませんか?
私には何度かあります。
面白そうだな、知識が増えるといいな、開くだけでもしてほしいなと思って買った本。
自分で選んだという行動が、その本を読んでみようという動機になるんですよね。
本の種類にこだわっている
本屋さんで「占いの本?!他の本にしなさい!そんなの買いに来たんじゃないでしょ」と声を掛けられている子に出会ったことがあります。
占いの本は面白そうだけど、読書になるのかと言われると違うと感じてしまう。
それなら買わない方がいいのだろうか?と悩んだことはありませんか?
どんな紙媒体でもいいのです。大丈夫、興味は枝葉のように広がっていきます。
子どもが絵本を一人でも読もうとする方法とは?
子どもが本を読もうとするには、まずひらがなを1つ1つ教えてからにしようと考えていませんか?
それも1つの方法です。
しかし、それと同時に本でひらがなを認識する方法をためしてみましょう!
ここでは、ひらがなを認識する3つの方法をお伝えします。
- 絵と単語だけの本
- 指で文字を追いながら読みきかせる
- 子どもの興味が強いものを選ぶ
絵と単語だけの本
3歳でも、5歳でも、ひらがなの定着がまだのお子さんには「絵と単語だけの本」をおススメします。
赤ちゃん向けコーナーに置いてある本から探すと、すぐに見つかりますよ。
「もう5歳なのに赤ちゃん向けでもいいの?」と不安に思うかもしれません。
でも、子どもにとってはすでに分かっている単語の方が安心して読むことができるというメリットがあります。
例えば、「トラック」という言葉は3歳であれば知っていますよね。
その「トラック」というひらがなと、絵が同じことで、「ひらがなを読む」ということに集中できるのです。
子どもの文字への負担が減るにはどうしたらいいのか?という視点を持つと本の選び方が分かってきます。
可能であれば「この中から選んでみて」と、子どもに選択してもらうと更に読む意欲が出てきますよ!
指で文字を追いながら読みきかせる
少し長い文章を読むとき、どうやって読み聞かせをしていますか?
我が子は、車の図鑑が大好きで、2歳頃から図鑑を毎日のように開いていました。
毎日1時間は読み聞かせをしていたので、自分で読めるように早くなってもらうにはどうしたらいいかを考えるようになりました。
その時「読んでいる文字の下を指で押さえながら読んでみよう」と思いつきました!
難しいだろうと思っていた内容の本でも、簡単な本でも、いつも文字を押さえながら読みました。
すると、少しずつ本を自分で開いて、自分で読み始めました。
始めてから半年は経っていましたが、文字を目で追うことに慣れて自分でやってみようと思ったのでしょう。
4歳では、1人でどんどん読み進め、児童書もスラスラと読めるようになりました。
子どもの興味が強いものを選ぶ
ある日、ゲームの攻略本をずっと読んでいる甥っ子を見た時に、紙媒体であれば読む練習になるのだと気づきました。
文字を目で追うというのは、文字の読めない子どもにとっては難しい行動です。
興味がない本を読みなさい!と言われても開かないのも無理はないのです。
文字に興味を持ってもらうきっかけとして、子どもの興味が強いものを選んでみましょう。
お子さんは、普段どんなことに興味を持っていますか?
仮面ライダーですか?ポケモンですか?鬼滅の刃ですか?プリキュアですか?
最近では、多くのキャラクターやアニメが紙媒体で発売されています。
甥っ子の様に、マリオカートが好きすぎて文字を読めない時から攻略本をずっと眺める子もいるほどです。
攻略本は、漢字に振り仮名がついておらず、幼児が文字学習として使うのには適していません。
しかし、強い興味があるアニメの本を買って開いてみるだけでも文字への興味のきっかけになるかもしれませんよ。
【まとめ】「自分で選ぶ」を尊重する
子どもたちに、無理矢理に本を読まようとするのは難しいことですね。
しかし、子どもたちは自分で決めたことは、やってみようと挑戦します。
本屋に一緒に行って「何でもいいから選んでごらん」と選ばせてみましょう。
きっと、自分で選んだ本なら開いてくれますよ!
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